四国新幹線の早期の実現に向けて四国4県の知事らが21日、国土交通省に要望書を提出しました。
都内では「四国新幹線整備促進期成会」の決起集会が開かれ、四国4県の知事や国会議員、経済団体などの約600人が出席しました。
会合では四国新幹線が、南海トラフ地震などの大規模な災害の発生時に重要なライフラインになるほか、四国創生の起爆剤になり得るとして、早期の実現を強く要望する決議案を採択しました。
このあと四国の知事らは国土交通省を訪れ、小鑓隆史政務官に要望書を提出しました。
要望書では、四国新幹線を「整備計画」に格上げするため予算措置を早急に講じることや、新幹線の整備の仕組みの抜本的な改革などを求めています。
四国新幹線整備促進期成会・長井啓介会長:
「大きな熱意を国交省にもしっかりと受け止めて頂いたと考えております。もっと新幹線の必要性を訴えかけて、我々にとって日本にとって必要なものであることをみなさんにも理解して頂いて、そしてまた新幹線の必要性の輪を広げていきたい」
期成会は四国新幹線の実現へ6月から署名活動も行っていて、5万人以上の署名が集まっているということです。
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