栃木県選挙管理委員会は21日、任期満了に伴う県知事選の日程を10月31日告示、11月17日投開票とすることを決めた。任期満了に伴う宇都宮市長選もすでに11月17日投開票(告示は10日)を決めており、同日選となる見通し。
今秋に衆院選が行われる場合は、両選挙の投開票日が変更される可能性がある。
任期満了日を考慮すると、知事選、宇都宮市長選、衆院選の三つが同時に実施できる可能性があるのは、衆院選の投開票日が11月10日、17日、24日の場合となる。衆院選と知事選が同日実施となれば県内では初めて。
衆院選が知事選や宇都宮市長選の投開票日と近い日程となった場合、県と市は選挙管理委員会を開き同日選が可能かを検討する。ただし、「10月上旬までに衆院選の日程が決まることが望ましい」(県選管)としている。
知事選には、今のところ現職で6選を目指す福田富一知事(71)が立候補を表明している。立憲民主党県連、共産党県委員会はいずれも8月末をめどに候補者の擁立を検討しているという。
また6月の鹿沼市長選への出馬で欠員となった県議補選(鹿沼市選挙区、改選数1)も知事選に合わせて実施される。11月8日告示で17日に投開票が行われる。【有田浩子】
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