沖縄にあるアメリカ軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、鹿児島県は、移設に使用する土砂を確保するために、政府が奄美大島で調査を行うと発表しました。

関係者によりますと、調査は早ければ9月から行うということです。

県によりますと、沖縄県のアメリカ軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について、8月19日に沖縄防衛局から県に対して、移設に必要な土砂を確保するため、奄美大島で今後、調査を行うと説明があったということです。

埋め立て計画に必要な土砂の量は約2020万立方メートルにのぼり、政府は現在、沖縄県内の土砂を投入しているものの不足しつつあり、新たな調達先の確保が課題となっていました。

奄美大島の調達先は今のところ未定で、関係者によりますと、早ければ9月にも調査を実施するということです。

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