自民党

 自民党の憲法改正実現本部は22日、緊急事態条項の創設と自衛隊の明記について検討する二つのワーキングチーム(WT)の初会合を開いた。月内に党としての考えをとりまとめる方針。

 古屋圭司本部長は終了後、記者団に「近く私たちの考え方をとりまとめ、実現本部の総会を開き、我が党としての憲法の考え方をしっかりまとめる」と説明。9月の党総裁選で憲法議論が想定されることに触れ、「実現本部でとりまとめたものを前提に議論をしていただくことになる」と述べた。

 岸田文雄首相(党総裁)は7日の実現本部で、緊急事態条項創設と自衛隊明記を含めて国民投票にかけるべきだとの考えを表明し、議論の加速を指示していた。【遠藤修平】

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