自民党の小林鷹之前経済安全保障相は22日のBS日テレ番組で、政策活動費の使途公開時期について「国民の感覚からすると10年後はあり得ない」と述べ、短縮すべきだと主張した。「せめて2、3年くらいでやらないと国民の理解は得られない」と語った。

政策活動費は政党から政治家個人に支出する政治資金。具体的に何に使ったのかを公表する義務がない。先の通常国会で改正した政治資金規正法の付則で10年後に領収書などを公開すると盛った。期間が長すぎるとの批判が立憲民主党から出ていた。

小林氏は自らが首相になったときの人事構想に関して「必ずしも国会議員だけでなく、民間の力も借りてオールジャパンでベストの布陣を組むべきだ」と主張した。「年齢や当選回数に関係なく能力があれば若手であっても登用すべきだ」と述べた。

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