自民党本部=東京都千代田区で、平田明浩撮影

 自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)を巡り、24日に地元の鳥取県で出馬表明する石破茂元幹事長(67)は23日、今回の総裁選について記者団に「最後の戦いになる。38年間の政治生活の総決算だ。国民一人一人に誠実に正面から向き合う、原点に戻って総決算の最後の戦いに挑む、そういう思いだ」と述べた。

 一方、茂木敏充幹事長(68)は23日、国会内であった茂木派の中堅・若手の会合に出席した。茂木氏は会合後、記者団に、出席議員から出馬要請を受けたことを明かした上で、「しっかり受け止めなければいけない。これまで『夏の間、よく考える』と申し上げてきたが、夏も終わる。近々、自分としての決断をしたい」と述べた。【川口峻、加藤明子】

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