自民党の青山繁晴参院議員(72)=無派閥=は23日、国会内で記者会見を開き、9月の総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬したい考えを示した。立候補に必要な推薦人20人の確保については「めどが立っていないと会見するのはおかしい」と強調したが、具体的な人数については明らかにしなかった。

 政策の柱として消費減税を掲げ、「別の選択肢があることを説明したい」と述べた。派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正では不十分とし、再改正や政策活動費の廃止を訴えた。真相解明のため、党として再調査を行うことも掲げた。

 青山氏は2016年の参院比例区で初当選し、現在2期目。党内では保守系議員として知られる。(笹山大志)

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