自民党の総裁選挙は、これまでに2人が立候補を表明しています。

このうち、石破元幹事長は25日に「一日一日、一分一秒、できるかぎりのことをする。公約はもうできているが、どうすれば訴求力を持たせられるかは、まだ工夫が必要だ」と述べました。

小林鷹之氏は「体力の続くかぎり、全国を飛び回り、1人でも多くの人に会って思いを伝えていきたい」と述べました。

こうした中、河野デジタル大臣は、26日午後に記者会見して立候補を表明します。

これまでの閣僚経験をもとに、構造改革を進め、国際情勢の変化も踏まえながら、外交・安全保障政策に取り組む決意を示す見通しです。

これに加え、複数の議員が立候補を表明することを決めていて、小泉進次郎氏は今週30日に記者会見を行い、林官房長官は台風10号の影響などを見極めながら、時期を判断することにしています。

茂木幹事長は「一人一人が自信と誇りを持てる国にしていくための覚悟を持った決断を近々させていただきたい」と述べ、来週にも表明する方向で調整しています。

また高市経済安全保障担当大臣が「本格的に準備を進めていく」と述べたほか、上川外務大臣も推薦人確保の状況について「20人をはるかに超える支持をいただいている」と述べていて、来月12日の告示を見据え、立候補に向けた動きが本格化する見通しです。

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