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 立憲民主党の代表選挙に野田佳彦元総理大臣(67)が立候補する意向を固めました。

■立憲民主党 「刷新感より安定感」で勝負

 一番乗りで立候補を表明していた枝野幸男前代表(60)。25日、地元・埼玉で支援者を前に決意を語りました。 枝野前代表
「『ヒューマンエコノミクス』人間中心の経済という理念を掲げて、この代表選挙に挑むことにいたしました」  自民党の総裁選で「刷新感」を求める動きが広がっていることについてはこう話しました。 枝野前代表
「刷新感という言葉が飛び交っている。面白いですね。刷新感というのはどういうことかというと、刷新しないけど刷新してるような雰囲気だけを漂わせるってこと。だから、うちの党に刷新感なんかいらないんですよ。そうでしょ?」

 立憲民主党の代表選に挙がる名前はベテランばかりです。

野田元総理
「『昔の名前で出ています』というのは良くないと、常日頃から言っている」

 小林旭さんのヒット曲を引き合いに、これまで立候補に慎重な姿勢を見せていた野田元総理。

 総理だった2012年に党内の態勢も整わないまま突然、捨て身の解散宣言をして惨敗した過去もあることから、自分は「昔の名前だ」と繰り返し語っていました。

 しかし結局、周囲の声に押される形で、週内にも立候補を表明する見通しになりました。刷新感よりも「安定感」で勝負したい考えです。

野田元総理
「自公を単独過半数割れに追い込む(衆議院)選挙にしなければいけない。それにつながる代表選挙にしなければいけないと思っています」

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■ベテランばかり出馬? 女性や若手は…

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 この他、立候補に意欲を表明している泉健太代表(50)は当選8回。一部の議員から出馬の要請を受けている馬淵澄夫元国土交通大臣(64)と江田憲司元代表代行(68)も当選7回を数えます。

 しかし、泉代表は25日に「自分は若手だ」と強調しました。

泉代表
「(Q.代表選に若手であるとか女性の方が…)私は若手です。はい。勘違いしないように」
「(Q.立候補の動きというのが他に目立ってない?)いや、目立ってますから。目立ってます」

 来月23日に投開票が行われる立憲民主党の代表選。党内では今後、女性の候補者を擁立する動きが活発になるとみられます。

テレビ朝日政治部 村上祐子野党キャップ
「党内からは『若手が育っていない』とか、『ジェンダー平等を掲げながら女性がいないのは致命的だ』といった声が上がっています。ここにきて、菅(直人)元総理が前回の代表選にも立候補した西村智奈美代表代行の名前を挙げるなど、にわかに女性候補を模索する動きが出てきました。ただ、本人は慎重姿勢で『個人名の前にとにかく女性候補を出そう』といった機運が高まっているのが現状です」

 代表選の構図が固まるのは、まだ先になりそうです。

(「グッド!モーニング」2024年8月26日放送分より)

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