兵庫県の斎藤知事が、パワハラなどの疑惑を告発した元局長の処分を、早期に検討するよう指示していたことがわかりました。

兵庫県の元西播磨県民局長は、斎藤知事のパワハラ疑惑などを、報道機関や県の公益通報窓口に通報しましたが、県は「事実無根」として、元局長を懲戒処分しました。

百条委員会が8月23日、経緯を知る職員に行った証人尋問で、「処分は公益通報の調査を待つべき」と進言していたことが判明しました。

しかし、斎藤知事は、その後、「調査を待たずに処分できないか」と指示していたこともわかりました。

【兵庫県 斎藤元彦知事】「(告発した元局長の処分は)慎重に、適切にやってきたので問題ない」「(指示の有無は)調査の中でお答えしていくのがいいと思う」

8月30日に斎藤知事への証人尋問が行われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。