立憲民主党の吉田晴美氏は26日、9月の党代表選への出馬に意欲を表明した。国会内で記者団に「永田町に染まっていない1期生の視点、生活に密着した女性の視点で代表選の論戦を喚起したい」と語った。
吉田氏は2021年衆院選で東京8区から立候補し、自民党の石原伸晃元幹事長らを破って初当選した。衆院当選1回の議員や女性議員を中心に代表選への出馬を求める声が高まった。26日の立候補予定者への事前説明会にも支持する議員が出席した。
今回の代表選で女性議員が立候補をめざしていると明言したのは初めてだ。出馬にこぎつけるには国会議員20人の推薦人が必要になる。吉田氏は「ハードルが高い。丁寧に働きかけ、多様性を大事にする立民を代表選で示したい」と説明した。
【関連記事】
- ・立憲民主党代表選、日本版「影の首相」どう選ばれる
- ・野田佳彦元首相、立憲民主党代表選に立候補へ
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。