衆院長崎3区補欠選挙に立候補した(右から届け出順に)山田勝彦氏、井上翔一朗氏=16日、長崎県内

共同通信社は20、21日の両日、衆院長崎3区補欠選挙に関する電話調査を実施し、取材を加味して情勢を探った。立憲民主党前職の山田勝彦氏(44)=社民推薦=が優位に立ち、日本維新の会新人、井上翔一朗氏(40)=教育推薦=は劣勢となっている。3割弱が投票先を決めていない。

支持政党別に見ると、山田氏は立民、社民党支持と答えた人の9割をまとめた。井上氏は維新支持層で6割強にとどまり浸透し切れていない。「支持する政党はない」と答えた無党派層では山田氏が5割弱、井上氏が1割強だった。

自民党派閥のパーティー収入不記載事件を受けて独自候補擁立を見送った自民と、連立を組む公明党は「自主投票」としており、両党支持層の5割弱は投票先を「まだ決めていない」とした。

調査は、衆院長崎3区の有権者と答えた人を対象に実施。固定電話で545人、携帯電話で100人の有効回答を得た。

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