元日の地震以降 奥能登のハローワークでは初めてとなる企業説明会が輪島市で開かれ、地震を機で失った人たちが参加しました。

輪島市鳳至町(ふげしまち)にあるハローワーク輪島で開催された企業説明会。足を運んだのは30代から60代の30人で、地震で職を失った人たちや仮設住宅への入居が決まって2次避難先から地元へ戻った人たちです。

企業側は輪島市や穴水町の大型スーパーや能登町に拠点を持つ運送会社など5社が参加し、PRを行いました。また企業ごとの個別説明会も行われ参加した人たちは仕事内容や労働条件について詳しく話を聞いていました。

ハローワーク輪島によりますと奥能登2市2町の6月の有効求人倍率は0.69と去年の同じ月よりも0.47ポイント低く、地震後の求人は低調が続いています。しかし最近では製造業やサービス業で事業を再開する動きが増えたことで、求人も少しづつ回復の兆しが見えてきたということです。

参加した男性:
「せっかくいるので輪島で就職できればいいかなと。働くところがなければ復旧復興もなかなか成り立たないと思うので働けたらいいなと思います」

ハローワーク輪島では今後も被災者を対象にした企業説明会を続けて行く予定です。

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