岸田文雄首相は28日、非常に強い台風10号の接近を受けて指示を出した。政府は同日、首相官邸に設置していた情報連絡室を官邸対策室に格上げした。

首相は①国民に避難や大雨・暴風・河川の状況などに関する情報提供を適時的確に行う②地方自治体と緊密に連携し、浸水・土砂崩れなどが想定される地域の住民の避難支援といった事前対策に万全を期す③被害が発生した場合、被害状況の迅速な把握と災害応急対策に全力で取り組む――の3点を指示した。

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