嘉手納基地でパラシュート降下訓練が5か月連続で実施された問題で、玉城知事は4月21日、伊江島補助飛行場を視察し滑走路の状態について米軍から「調査結果を県にも報告する」と説明を受けたと述べました。
パラシュート降下訓練は、例外を除いて伊江島補助飛行場での実施が日米で取り決められていますが、米軍は滑走路の整備が不十分だとして、5か月連続で嘉手納基地で実施しています。4月21日、慰霊祭で伊江島を訪れた玉城知事は、米軍の司令官から滑走路の状況について説明を受けました。
玉城知事
「今後(滑走路の)ボーリング調査も含めて色んな調査の結果が出た時には伊江村と合わせて沖縄県にも(米軍が)説明をさせていただくという話も伺っています。」
この中で司令官は滑走路を「現在よりも厚みを増して改修するかもしれない」と改修が長期化する可能性も示唆しました。玉城知事は伊江島が使えないのあれば、県外・国外で訓練するよう改めて求めています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。