立憲民主党の野田佳彦元首相(67)は29日、9月7日告示、同23日投開票の代表選への出馬を表明した。地元の千葉県習志野市で記者団に明らかにした。代表選への出馬表明は枝野幸男前代表(60)に続いて2人目。
今回の代表選で、野田氏は当初、自身の出馬には慎重な姿勢を示していた。しかし、党内の中堅・若手グループの国会議員や、所属する千葉県連の国会議員らから出馬要請を受け、対応を検討していた。
野田氏は衆院千葉4区選出で、1993年に初当選。民主党政権の2011年9月に首相に就き、東日本大震災後の対応などに当たったが、12年12月の衆院選で敗北し、自民に政権交代を許した。現在は党最高顧問を務める。
代表選では、泉健太代表(50)が立候補する意向を固めており、当選1回の吉田晴美衆院議員(52)も出馬に意欲を示している。【田辺佑介、源馬のぞみ】
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