愛媛県にある松山城の城山で起きた土砂崩れを受け野志市長は３０日、被災した建物や車などの修理や購入のための「生活再建金」を給付する考えを明らかにしました。

野志市長：
「城山の土砂崩れで被災した方々ができるだけ早く元の生活に戻れるよう、被害を受けた建物などを現状に回復するため、仮の名前ですが『生活再建金』の給付を検討しています」

「生活再建金」は城山の土砂崩れで被害を受けた住民が、元の生活を取り戻せるよう新たに給付するもの。野志市長が会見で給付する考えを明らかにしました。

この生活再建金で、破損した住宅や店舗の窓ガラスや壁の修繕費用のほか、エアコンなどの家電や車、バイク、自転車などの修理や購入費用を支援したいとしています。

松山市は費用を算出するため、被災者に近く調査に協力を求める文書を送るとしていて、できるだけ早く対応したいとしています。

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