立憲民主党の代表選挙は、9月7日の告示まで1週間となりました。
立候補を表明した野田元総理大臣は、30日は党を支援する労働組合を回ったほか、小沢一郎・衆議院議員のもとを訪れ、立候補のあいさつをするなど、活動を本格化させています。
野田氏は、国民民主党との関係をめぐり「私は今までも合流に向けて仲立ちをしてきた立場だ」と述べるなど、野党間の連携強化に取り組む姿勢を強調しています。
また、再選を目指し立候補する意向を固めている泉代表は、みずから党内の議員のもとに出向くなど、立候補に必要な20人の推薦人の確保に引き続き全力を挙げています。
泉氏は、推薦人の確保について「取り組みは続いており、『切迫してきて大変だ』という感じは全然ない」とした上で、20人に達しているか問われたのに対し「それは公表するものではない」と述べました。
一方、リベラル系の議員でつくる党内最大グループは30日の会合で、グループの顧問である枝野前代表への支援を軸に対応していくことを決めました。
告示を控える中、来週は複数ある議員グループが支援の方針をめぐり会合を開くなど、党内の動きも活発になる見通しです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。