宜野湾市長選に立候補した桃原功氏と佐喜真淳氏は、第一声でどんなことを訴えたのか。沖縄タイムスは、単語の使用頻度などを分析する「AIテキストマイニング」で比較した。

 

市政刷新へ浸透図る 桃原功氏

 

 新人の桃原氏はまず知名度を向上させようと、名前を強調している。さらに、目玉政策に位置付ける「四つのゼロ」の周知に力を入れている。給食費や国保など、教育・福祉に関わる言葉が目立つ。

 玉城デニー知事の支援を受けて市長選を戦うこともアピール。日米両政府に忖度(そんたく)しない市長の選出や市民目線に立った行政運営を訴え、市政刷新のイメージの浸透を図る。
 

前市長の後継を強調 佐喜真淳氏

 

 佐喜真氏は、急逝した松川正則市長の後継候補であることを強調した。松川氏が取り組んできた政策や事業を継承・発展させる必要性をアピールする。

 自身が18、22年に挑戦した知事選や、市長時代に副市長を務めた松川氏と二人三脚で歩んだ思い出を振り返り、市政を前進させて宜野湾市を発展させることを誓う。集まった支持者の支援を受けて選挙戦を戦う抜く決意も訴えた。

【あわせて読みたい】

私たちの声を政治に届ける大切な手段の一つが、選挙です。でも、その仕組みやルールは多岐にわたり、実はよく分からないという人も少なくないはず。そんな選挙にまつわる疑問や「そもそも」に答えます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。