永田町・霞が関で注目の話題をとりあげる「政界Zoom」。毎週金曜日に日経電子版で公開しています。政治だけでなく、外交・安全保障や霞が関の働き方まで様々なテーマを扱った連載から、この1年間に読まれた記事をまとめました。
(1)官僚の国会答弁づくり、深夜1時まで 悩む「一行通告」
国会の見どころといえば首相や閣僚と議員との質疑応答の丁々発止だ。霞が関の官僚の長時間労働がその見せ場を支えている。国会は官僚の働き方改革の一環で、役所への質問内容の事前通告について迅速化を決めた。近年は多少改善したとされるが「夜なべ」作業は減ったのだろうか。…記事を読む
(2)中東、日本が「等距離」の理由 米欧と一線画しエネ外交
イスラエルとイスラム組織ハマスとの衝突により中東情勢が混沌とする。日本は米欧各国と異なる立ち位置で中東との関係を保ってきた。歴史を振り返り日本が地域で果たせる役割を探った。…記事を読む
(3)田中角栄の「目白御殿」失う 昭和政治と権力の象徴
東京・目白台の旧田中角栄邸が火災で焼失した。角栄氏の金脈と権力の象徴とされた「目白御殿」は、数々の昭和政治の舞台になってきた。その栄枯盛衰を振り返る。…記事を読む
(4)最大派閥・安倍派の盛者必衰 「清和会支配」20年史
自民党安倍派(清和政策研究会、以下清和研)が政治資金問題で揺れる。清和研は2000年以降、4人の首相を出し岸田文雄政権でも政府や党の中枢をおさえてきた。最大派閥の「政治とカネ」の事件は「清和会支配」の盛者必衰を映し出すのか。…記事を読む
(5)保守とリベラルの違い、日本はゆるやか? 米は深い分断
政治的な立ち位置を示す用語に「保守」と「リベラル」がある。日本の場合、米国などと比べ両者の志向する社会像が異質だという。有権者の政治意識をテーマにした最近の民間調査などを題材に日本で保守とリベラルを分けるものは何かを探った。…記事を読む
(6)55年体制崩壊30年 自民党派閥、政治とカネはどうなった
非自民の細川護熙政権が30年前の1993年8月に誕生した。55年以来政権を担い続けた自民党が下野し「55年体制」が崩壊した。この30年、選挙制度の変更など政治のあり方が変わった。55年体制とは何だったのか振り返る。…記事を読む
(7)「稼げる防衛産業」へ 商機見据え、中小企業が動き出す
「日本の防衛産業の基盤を強化する」。この目的を掲げ政府が主導する防衛装備の展示会が国内外で増えてきた。新たな商機に期待する中小企業が参加し、事業の拡大へと動き始めた。「実り」の時期は近いか、まだ先か。…記事を読む
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