9月27日におこなわれる自民党総裁選への立候補を表明している河野太郎デジタル大臣。河野氏といえば、先日、SNSにおける誹謗中傷などを遮断できるブロック機能の使用法をめぐって物議を醸した。ABEMA的ニュースショーでは、改めて“ブロック問題”の真意を確かめるべく本人を直撃した。
【映像】19歳、若い頃の河野大臣(写真あり)
SNS上の誹謗中傷や反対意見は「ブロックする」と発言した河野氏。その意図について「政治家、芸能人は誹謗中傷していいんだ、としてしまうと、この間のオリンピック選手のように誹謗中傷された問題も出てきて、一般の方もSNSで誹謗されて怖いという事態になる」と説明。
誹謗中傷する人に対して「手っ取り早いのは、ブロックして見なければいい」と明言。続けて「ブロックをダメだとしてしまうと、一般の方もしてはいけないと思われるのがすごく問題。ネットの誹謗中傷は世の中的にもっとしっかり対応する必要がある。これが原因で亡くなられた方もいる。社会としてちゃんとやらないとダメだと思う」と訴えた。
これを受けて、タレントのでか美ちゃんは「ブロックは誰でもカジュアルにしていいと思うが、河野氏のような政治家の方は、国民の意見を聞く場にもしていて、プライベートなアカウントではない。誹謗中傷はブロックしていいが、誹謗中傷と批判の差はすごく難しい」「馬鹿とか呼び捨てが入っているものの中に、政策に対する批判が入っている場合の線引きをどうされているのかは気になっていた」とコメント。
河野氏は「なるべく反対意見のものは残しておいた方がいいと思っていて、今も総裁選挙で政策発表が台風で遅れてしまったので、少しずつ出しているが、賛成意見と反対意見があり、それは自由にやってもらった方がいいし、反対意見の引っかかっているところわかれば、その対応を考えられるメリットがある」と回答。
「ただ、批判をブロックしているじゃないかと言っている人の多くは、誹謗中傷している人と同じ人。それは違うだろうと思っている」と続けた。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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