自民党の総裁選挙は、茂木幹事長が記者会見して立候補を正式に表明しました。

自民党・茂木敏充幹事長:
自民党の総裁選に立候補することを決意いたしました。成長戦略による税収アップなどによって新たな財源を確保し、増税ゼロの政策推進。

茂木氏は、岸田政権が決めた防衛費の強化のための増税や、子育て支援金の保険料の追加負担について、それぞれ1兆円停止することを打ち出しました。

これに対し、他の総裁選の候補から疑念の声が出ました。

林芳正官房長官:
政府としては、これらの措置は防衛力の抜本的な強化や、子ども子育て政策の抜本的な強化を実現する上で必要なものである。

自民党・小泉進次郎元環境相:
今まで岸田総理総裁を支えてきた幹事長として、それをどのように考えるのかを問われるのではないかと思う。

また、記者会見で“半年以内のデフレ脱却宣言”を掲げた茂木氏は、BSフジの「プライムニュース」で、「早ければ年内、遅くとも来年の早い時期にできると思う」と強調しました。

一方、立憲民主党の代表選挙は、枝野前代表、野田元首相に続き“3人目の候補”が名乗りを上げるかが焦点です。

立憲民主党・江田憲司元代表代行:
(推薦人確保は)あと一息。本当の意味で一息なので、あす、あさってのいずれかの日で、出馬の会見ができればいいなと思っている。

立憲民主党・吉田晴美衆院議員:
全力で(出馬に必要な)推薦人20人に向けて動いている。

再選を目指す泉代表も、推薦人確保に向けた働きかけを続けています。

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