福岡県議会の9月定例会が5日始まり、一般予算で総額105億円あまりの補正予算案が提出されました。

通学路の歩道整備や来年行われる知事選挙の経費などが盛り込まれています。

5日に始まった県議会の9月定例会に提出された一般会計の補正予算案は総額105億3400万円あまりで、このうち約75億円が通学路の歩道や災害時の緊急輸送道路の整備など道路の安全を確保する費用として盛り込まれています。

また、来年3月に行われる予定の知事選挙の関連経費として18億円あまりが盛り込まれているほか、今年1月の能登半島地震を踏まえ、警固断層などによる地震の被害想定を再調査する費用などとして2600万円あまりが計上されています。

このほか県議会議員の海外視察費用として約2073万円が盛り込まれました。

今年11月に「世界都市フォーラム」に出席するためエジプト・カイロへ4人、来年1月に友好交流でアメリカ・ハワイに8人が派遣される予定です。

県議会の海外視察をめぐっては費用や透明性について厳しい目が向けられる中、今年6月に県議会のプロジェクトチームが示した海外視察の改革案を受け、県は今回初めて海外視察の費用を事前に公開しました。

県議会の9月定例会は10月9日までの予定です。

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