立憲民主党の泉健太代表(50)は5日、7日に告示される党代表選(23日投開票)に出馬する方針を固めた。立候補に必要な国会議員の推薦人20人の確保にめどがついた。6日に出馬会見して表明する方向だ。代表選への出馬表明は、枝野幸男前代表(60)や野田佳彦元首相(67)に続いて3人目。
泉氏は衆院京都3区選出で2003年に初当選。21年衆院選での立憲の敗北を受けて枝野氏が代表を辞任したのに伴い、後任を選ぶ代表選で勝利した。
今年に入ってからは裏金問題で自民党に逆風が吹く中、4月の衆院3補欠選挙や5月の静岡県知事選で、いずれも立憲が支援する候補が勝利。だが、7月の東京都知事選では元立憲参院議員の蓮舫氏が3位に終わるなど党勢には陰りも出ている。
泉氏は今回の代表選について、周囲に再選に向けた意欲を示し、地方議員からも出馬要請を受けるなどして準備を進めていた。自らが率いるグループを中心に、立候補に必要な推薦人集めを続けていた。【源馬のぞみ】
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