立憲民主党の泉健太代表(50)は5日夜、7日に告示される党代表選(23日投開票)に出馬する方針を固めた。東京都内で記者団に明らかにした。立候補に必要な国会議員の推薦人20人の確保にめどがついた。6日に出馬会見して表明する。5日午後11時50分ごろにあった記者団との主なやり取りは以下の通り。【中村紬葵】
記者 先ほど明日会見があるとお伝えがあったが、20人の推薦人のめどがついて出馬ということか。
泉氏 そうですね、いやほんと、遅い時間になりましたけども、20人のめどがついてですね、明日出馬会見いたします。
記者 この間、推薦人集めに苦慮しているとの報道もあったが。
泉氏 本当に仲間たちが頑張ってくれて、必死になって、やっぱり現職代表に代表選に出て討論をしてほしいと、そういう呼びかけをしてくれて、その成果が出たなと思ってます。
記者 どういった代表選にしたいか。
泉氏 そうですね、この代表選は決して国会議員だけの代表選ではなくて、全国の皆さまがこの討論を待ってます。また私は自治体議員の皆さんからも100人を超える皆さんのご推薦をいただいていますから、全国で立憲民主党が政権交代可能だと、その姿を皆さんに訴えていきたいなと考えてます。
記者 明日会見で一番訴えたいことは。
泉氏 当然、私がこれまで進めてきた3年の党改革と、そしてもうすぐさま総選挙がありますから、その選挙に向けた私自身の決意、取り組みっていうのを伝えたいですね。
記者 X(ツイッター)で先ほど「よしっ!」とポストしたがどういう気持ちか。
泉氏 本当に仲間たちが、全国の仲間たちが、出馬に向けての環境づくりをしてくれたので、本当にそのことに感謝をして、この代表選をチャレンジャーのつもりで戦っていくぞという思いを持って投稿しました。
記者 ほっとしたのか、うれしかったのか。
泉氏 いや、これからもう「よしっ!」ですよ、ほんと。よしっ、やるぞってことですね。
記者 相手は大ベテラン2人が並んでいるが、どういう選挙戦にしたいか。
泉氏 そうですね、もう、創業者と元社長みたいな感じの(方々との)戦いなんで、現社長としては本当にチャレンジャーで戦うということになります。先輩たちの胸を借りて、だけれども、やはりこれからの立憲民主党の新たな可能性を見せていきたいし、そういった党運営もこの3年間やってきた自負はあるので、これをより理解してもらえるように訴えたいですね。
記者 20人の確保が厳しいのではという報道もあったが、代表としてはもしかしたらだめかなという瞬間があったのか。
泉氏 いや、もうやっぱり、常にみんなを信じてやってきたし、(立候補)届け出日までにそろえばいいと考えていたので、これはもう遅いも早いもなくて、はい、あの、満足してます……大満足してます(にっこり)。
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