岸田文雄首相は6日午前、韓国・ソウルを訪問するため政府専用機で羽田空港を出発した。首脳が相互往来する「シャトル外交」の一環で、6日午後に尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と会談する。2025年の日韓国交正常化60年を見据えて日韓関係をより強固なものにするため、安全保障を含めた幅広い分野での協力を確認したい考えだ。首相にとっては在任中最後の訪韓となる見通し。
首相は出発に先立ち、首相官邸で記者団に「来年の日韓国交正常化60周年を見据え、協力や交流を持続的に強化していく方向性を議論したい」と語った。
6日夜には妻裕子さんとともに尹氏夫妻主催の夕食会に出席。7日午前にはソウル大の学生らと懇談し、7日午後に帰国する。【園部仁史、内田帆ノ佳】
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