自民党の小泉進次郎元環境相の記者会見要旨は次の通り。
【決意】
長年議論ばかり続け、答えを出していない課題に決着をつけたい。古い自民党と決別する。
【衆院解散・総選挙】
首相に就けば、できるだけ早期に衆院を解散し、国民に信を問う。
【政治資金問題】
関係した議員の選挙での公認は、説明責任を果たす姿勢や再発防止に向けた取り組みの有無、地元の意見を踏まえ、新執行部で厳正に判断する。選挙で信任を受けるまで要職に起用しない。
【政治改革】
改革の前提は政治の信頼回復だ。政策活動費は廃止する。「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)の使途を開示し、残金の返納を義務付ける。人事は実力主義で、いかなるグループの推薦も受け付けない。
【規制改革】
聖域なき規制改革を断行する。労働市場改革の柱として解雇規制を見直す。関連法案を来年提出し、人材の流動化を促す。一般ドライバーが有料で客を運ぶ「ライドシェア」を全面解禁する。政治改革や規制改革は1年以内に実現する。
【憲法改正】
自衛隊を明記する。国民投票で否決される可能性があっても、国民に改正の是非を問う機会すら提供しなかった現状を打破したい。
【物価高対策】
年金生活世帯や低所得者世帯を対象に、追加の給付金での支援を検討したい。
【選択的夫婦別姓】
法案を国会に提出する。採決では党議拘束をかけない。〔共同〕
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