参議院岩手選挙区で2年前に当選した広瀬めぐみ元参議院議員は、公設秘書の給与などを国からだまし取った疑いで事務所などの捜索を受けて自民党を離党し、8月15日議員辞職しました。
広瀬元議員は、詐欺の罪で、在宅のまま起訴されています。
辞職に伴って行われる補欠選挙をめぐり、立憲民主党岩手県連は7日、盛岡市内で常任幹事会を開き、2年前の選挙で議席を失っていた元参議院議員の木戸口英司氏を公認候補とするよう党本部に上申することを全会一致で決めました。
木戸口氏は岩手県花巻市出身の61歳。
県議会議員や達増知事の秘書を務めたあと、2016年の参議院選挙で初当選しました。
木戸口氏は記者会見で「さまざまな問題で政治不信が巻き起こっている。もう一度『岩手から政治を変える』という思いが伝わるよう、選挙戦に向かいたい」と述べました。
10月に行われる参議院岩手選挙区の補欠選挙は、自民党岩手県連が候補の擁立を見送る方針を決め党本部に上申しているほか、高知県の会社社長、小田々豊氏(69)が立候補を表明しています。
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