立憲民主党の代表選が告示され、立候補した野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、当選1回の吉田晴美衆議院議員の4人が7日夕方、名古屋市で街頭演説をスタートさせました。
枝野幸男前代表は「政治腐敗を一掃する。そして新しい時代を切り開く。私、枝野幸男。その先頭に立たせていただきたい」と訴えました。
泉健太代表は「今や野党中心の新しい政権を求める声が大きくなってるんじゃないですか皆さん」「我々立憲民主党に、そして私、泉健太に託していただきたい」などと訴えました。
吉田晴美衆院議員は「今、私がここに立っていること、これが立憲民主党の多様性。この自由闊達(かったつ)な立憲民主党を表しているのではないでしょうか」と述べました。
野田佳彦元首相は「まさに私は政治生命を懸けて、命を懸けて政権を取る先頭に立つ決意であります」と述べました。
代表を争う4候補の政策論争では、枝野氏は「人を育てるところに集中投資をする」として人間中心の経済を訴えました。
泉氏は、エネルギー政策について「脱炭素を全国で進めるべきだ。指定地域を倍増させたい」と述べました。
また、吉田氏は社会保障の充実を訴え、保育士や介護士への賃金アップに意欲を示しました。
野田氏は「信頼がなければ政策が推進できない」として、「政権交代こそが最大の政治改革だ」と訴えました。
投開票は9月23日に行われます。
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