立憲民主党の代表選挙に立候補した4人の候補者は、7日の名古屋に続いて、8日は福岡で街頭演説に臨みました。

◇野田元総理大臣
「『信なくば立たず』という状況であれば、内外のさまざまな課題に対し、政策を推進できなくなる。政治資金の未記載の問題はうっかりミスではなく脱税であり、許してはいけない。政権交代こそ最大の政治改革だ」

◇枝野前代表
「解雇規制の緩和で喜ぶのは働く人をクビにしたい経営者だ。人を使い捨てにする経済をこの30年自民党がやってきた結果、賃金は上がらない。働く人や学ぶ人を押し上げていく『人間中心の経済』こそがこれからの日本の発展のカギだ」

◇泉代表
「この国の未来の雇用をつくり、新しい産業を伸ばし、安心・安全をつくっていく必要がある。だから私は『日本を伸ばす』と言っている。エネルギーを国産化し、再生可能エネルギーや蓄電、省エネにこそ力を入れるべきだ」

◇吉田晴美氏
「全国一律で時給1500円の最低賃金を実現する。目の前の課題は物価高で『対策して欲しい』という多くの声をもらっており、景気回復や、生活を支える食料品の消費税ゼロ税率をやろうではないか」

立憲民主党の代表選挙は、9日は動画配信サイトの討論会などが予定されていて、今月23日に投開票が行われます。

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