沖縄県宜野湾市長だった松川正則氏の死去に伴い8日投開票された同市長選で当選した佐喜真淳氏(60)の当選証書付与式と市長就任式が9日午前、同市役所であった。佐喜真市長は「保革問わず10万人の市民のために聞く耳を持ちながら市政運営する。松川前市長もそれを一番喜ぶと思う。任期の4年間頑張りたい」と抱負を述べた。

 式後は、職員に花道で拍手で出迎えられ、握手やハイタッチをしながら市役所2階の市長室に入った。

 市政与党側が擁立した無所属元職の佐喜真氏=自民、公明推薦=と市政野党側やオール沖縄勢力が支持した無所属新人で前市議の桃原功氏(65)=立民、共産、社民、社大推薦=の事実上の一騎打ちとなり、佐喜真氏が2万4173票を獲得し、桃原氏に7978票の差をつけ当選した。

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