自民党総裁選で立候補を表明した小泉進次郎氏が、地元の神奈川で街頭演説を行いました。
■小泉進次郎氏、総裁選出馬を表明
自民党の総裁選は12日に告示、27日に投開票となっていますが、現在、出馬表明しているのは、ご覧のような顔ぶれです。
高市早苗氏は9日、加藤勝信氏は、10日、出馬表明する予定です。
そして、立候補を表明した小泉進次郎氏の主な政策がこちらです。 ●政治とカネの問題については、政策活動費を廃止し、旧文通費を公開する。●裏金議員の公認については、地方組織等の意見を踏まえ判断する。
●規制改革については、ライドシェアを解禁し、解雇規制の見直しを行う。
●選択的夫婦別姓については、制度を認める法案を提出する。
●憲法改正については、自衛隊の明記などについて、国民投票を実施する、
などとしています。 進次郎氏の出馬会見は、父の小泉純一郎元総理を連想させるような言葉も使われていました。
進次郎氏は会見で、「政治資金の透明化、自民党改革、国会改革の三位一体」と話していましたが、純一郎氏はかつて、「補助金、交付税、税源移譲の三位一体」と言っていました。
進次郎氏は、 「聖域なき規制改革を断行します」と話していましたが、 純一郎氏は、 「聖域なき構造改革に取り組む」と語っていました。
また、進次郎氏は約1時間の会見で、『改革』という言葉を56回連呼するなど、自民党を改革する姿勢をアピールしました。
政治ジャーナリストの田崎史郎さんは、進次郎氏の出馬会見について、「改革の旗を掲げて、選択的夫婦別姓の法案提出など踏み込んだ発言をしたのは、他の候補にない思い切った決断だったと思う」と話しています。
今回の自民党総裁選については、
「党員票だと石破茂氏、進次郎氏、高市早苗氏の3強になっているが、先は見通せない。今回の総裁選は混沌とした異例の総裁選になっている」ということです。
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