自民党の総裁選挙は9日、新たに高市経済安保相が立候補を表明しました。

高市経済安保相:
私、高市早苗は、自由民主党総裁選挙に立候補をいたします。

高市氏は、「サナエあれば、憂いなし。」とのキャッチフレーズを記した会見場で、「総合的な国力の強化が必要だ」などと訴えました。

高市経済安保相:
皆さま、私は日本をもう一度世界のてっぺんに押し上げたい、そう考えております。できるに決まってます。

また、「令和の省庁再編に挑戦する」と述べ、情報機関の司令塔として「内閣情報局」の設置などを掲げました。

選択的夫婦別姓については、改めて導入に慎重な立場を示しました。

総裁選に出馬表明したのは7人目で、女性候補は初めてです。

一方、立憲民主党の代表選挙は9日夜、全国の党員など約650人とオンラインで結んだ討論会が開かれました。

立憲民主・野田元首相:
政権を手放した時の責任者でありますので、1回、川に落ちているんですよね。そこから、まさに岸壁に爪を立てて登っていく。

立憲民主・枝野前代表:
民主党や民進党のような文化の政党はつくってはいけない。政権を取ってしっかり回して、皆さんの期待に応える日本をつくっていきます。

立憲民主・泉代表:
先輩たちがバラバラになるという、本当に嫌なものを見せられました。この3年間頑張ってきました。これからも頑張ります。10年後、20年後に責任を持ちます。

立憲民主・吉田衆院議員:
5%の投票率が上がると政治は全く変わります。5%の投票率アップで、次は政権交代。

いずれの候補も政権交代への決意を強調しました。

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