高市早苗経済安全保障担当相は23日、東京・九段北の靖国神社を春季例大祭に合わせて参拝した。参拝後、記者団に「国策に殉じた方々の御霊に尊崇の念を持って感謝の誠をささげた」と述べた。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーも一斉参拝した。
高市氏は私費で玉串料を納め、「国務大臣 高市早苗」と記帳したと明らかにした。
議連事務局によると、自民党や日本維新の会に所属する衆参両院議員ら計94人が参加。政府からは、井林辰憲内閣府副大臣、岩田和親経済産業副大臣らが参列した。参列後に記者会見した逢沢一郎副会長は「平和の尊さを後世に継ぐ大切さを念頭に置いた」と述べた。
例大祭初日の21日には、岸田文雄首相が「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。閣僚では新藤義孝経済再生担当相が参拝した。議連の一斉参拝は秋季例大祭の期間中だった2023年10月18日以来。(共同)
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