自民党総裁選に立候補する小林鷹之前経済安保相の陣営は10日、正式に選対本部を立ち上げた。
名称は「チーム・コバタカ」とし、若手中心の構成となった。
10日に国会内で開かれた発足式には国会議員25人が参加した。
通常、陣営のトップは「選対本部長」などと呼ばれるが、「チーム・コバタカ」トップの松本洋平衆院議員の肩書きは「リーダー」とした。
チームは事務局、運動チーム、政策PRチームの3つに分かれ選挙戦に臨む。
さらに、これまでの総裁選のように陣営幹部のベテラン議員が全体を差配をするのではなく、1年生議員を含め、若手・中堅議員が集まり意見を出し合っているという。
リーダーの松本氏は「ピラミッド型・上意下達ではなく全員野球でやっている」と話し、他陣営との違いを強調した。
また小林氏擁立の中心メンバーとされる大野敬太郎衆院議員も、「(選挙でふさわしいのは)出たい人より出したい人とよく言うが、今回はまさにその形であり、本来あるべき姿になっている」と述べた。
小林氏はこれに先立ち会見を開き、「世界をリードする国へ」とする政策集を発表した。
「党改革」「経済」「外交・安全保障」を3本柱とし、「国民が夢と希望を感じられる日本を実現させる」と強調した。
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