わかりやすい手続き窓口や、利用しやすい環境づくりにつなげます。

町民目線で行政窓口のサービスの質を高めようと、東彼・波佐見町は独自の体験調査を行いました。

黄色のビブスを身に着けやってきたのは、町民役の職員です。

町民役は転入や、死亡届を提出しに訪れたという設定です。

やりとり
「子供さんの生年月日、名前ですね」

波佐見町は役場で手続きする人の目線で改善点をまとめ、窓口サービスにいかそうと「窓口利用体験調査」を初めて行いました。

職員とのやりとりを見て気付いたことや、手続きにかかる時間、職員の動きなどを記録します。

メモ役の職員
「窓口の気温が高く汗をかいていた。書類の枚数も多い」

役場は今年1月に新しい庁舎になり、多くの転出や転入手続きが増えた今年の春には順番待ちの列が分かりづらいという町民からの声も寄せられていました。

町民
「各課が一緒にバーッとある。どこの課に行っていいか分からない」「シミュレーションでより一層の住民サービスができるのでは」

波佐見町住民福祉課 井関昌男 課長
「職員にも町民にも優しい窓口を目指して取り組んでいきたい」

今回の調査では「書類が多くわかりづらい」「専門的な説明が多かった」「時間がかかり疲れた」といった指摘があったということで、町では対策をまとめ改善につなげる考えです。

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