9月11日、上川陽子 外相が自民党総裁選に立候補することを表明しました。衆議院・静岡1区選出で当選7回、この間、少子化担当相や法相、外相などを歴任し、麻生太郎 副総裁も「新しいスター」と評価していました。これまでのキャリアなどをまとめました。
初挑戦は落選 4年後に初当選
初挑戦での落選から4年後の2000年6月、衆議員選挙で初当選を果たした上川陽子さん。
上川陽子 議員(2000年):
一夜明けて、大変厳しい戦いだったものですから、今でも信じられない気持ちです
この時、初当選した細野豪志さんらとともに初登院を果たしました。
上川陽子 議員(2000年):
みなさんに近くに感じてもらえるような国会にしていきたいし、また政治も皆さんの生活そのものと関わるものだと実感してもらえるように、私としてはパイプとなって一生懸命頑張りたいと思っております
初入閣は安倍内閣の少子化担当相
その後も当選を重ね、3期目となった2007年、安倍内閣の少子化担当大臣として初入閣。
上川陽子 少子化担当相(2007年):
いま(子供の)希望の人数として2人、そうした目標を掲げているということですので、できるだけ近づくことができるように効果的な施策の再構築を図り、実行を図っていきたいと思っております
しかし、自民党が下野した2009年の衆院選で落選。
比例復活もかなわず、3年余りの浪人生活を余儀なくされました。
オウム幹部13人の死刑執行を命令
2012年、国政に復帰すると、2014年には前大臣の辞任を受け再び安倍内閣で法務大臣に就任しました。
上川陽子 議員:
女性活躍の大きな旗をしっかりと立て、その次に続けて行くためにもこの重責、大変重いものがあるわけですが、しっかり取り組んでいきたいと
2017年には2度目の法務大臣に就任。
そして、大きな決断を下します。
上川陽子 法相(2018年):
慎重にも慎重な検討を重ねた上で、執行を命令した次第であります
2018年には麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚らオウム真理教の元幹部13人の死刑の執行を命令しました。
麻生副総裁「新しいスター」
2023年9月、女性として20年ぶりに外務大臣に就任。
1月には麻生副総裁が上川外相の外交手腕を高く評価しました。
麻生太郎 副総裁:
外交官の手を借りなくて、どんどん会うべき人たちは自分で予約を取っちゃう。あんなことできた外務大臣は今までいません。新しいスターが新しい人がそこそこ育ちつつあるんだと思いますね
そして2024年9月11日、日本初の女性総理に向けて総裁選への立候補を表明しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。