12日の総裁選告示を前に9人目の出馬となった上川氏。“駆け込み出馬”の思惑は。
■“駆け込み”上川氏 出馬の意味は
候補者はこれで9人となりました。
自民党 上川外務大臣(71)「日本初の女性総理になってほしい、たくさんの声をお寄せいただきました。一緒につくりませんか?日本の新しい景色を」
総裁選に向け、支援する議員らと「チーム陽子」を結成。
物価対策など7つの政策を掲げて、ようやく出馬表明にこぎつけた上川陽子外務大臣。9人の中では最年長の71歳です。
上川氏、苦労の“駆け込み出馬”の意味は。
(政治部・澤井尚子記者)「上川さんは当初、所属していた旧岸田派の大半が林官房長官の支援にまわる中で、出馬は厳しいともみられていました」
「告示前日の滑り込みで、きょう(11日)は安堵感が滲んでいました。推薦人20人のうち3分の1が女性議員で、会見では選択的夫婦別姓に前向きな姿勢を示すなど多様性をアピールしました」 小泉元環境大臣の視察
コメ農家を視察した小泉元環境大臣。
出馬を断念した野田聖子元総務大臣が推薦人になることがわかりました。
「大変心強く、心からありがたく思います」
「(野田元総務大臣に)『あなたの母親みたいな位置づけで支えるわ』『人口減少対策と少子化対策の取り組みに、誰よりも未来がある最年少の小泉さんに託す』そういう風に言っていただきました」
進次郎氏を支援する理由について野田氏は…
出馬を断念した 野田聖子元総務大臣(64)「大きな要素は、選択的夫婦別姓を1年以内に決着をつけると明言をされたからです」
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■過去最多9人表明 総裁選あす告示■過去最多9人表明 総裁選あす告示
11日は、それぞれの動きを見せた候補者たち。石破元幹事長は公式SNSの動画を収録。
自民党 石破元幹事長(67)「やっぱり愛の告白でも、全身全霊でやらないと相手に伝わらない。それと同じつもりでやってみた、そういう感じですね」 テレビ番組に生出演したのは加藤元官房長官。 自民党 加藤元官房長官(68)
「ご信任をいただけるように、まさにこれからが私の戦いです」
一方、河野デジタル大臣はネットの番組に出演。
自民党 河野デジタル大臣(61)「(Q.最近クソリプ(不快な返信)いっぱい来てますか?)大丈夫です。しっかり誹謗中傷はブロックしていますから」 廃校になった母校の小学校を訪れた茂木幹事長、その心は“原点に戻る”です。 自民党 茂木幹事長(68)
「この人生100年時代をですね、安心して楽しく過ごせるような社会をつくっていく、このために全力で臨みたいと思っています」 この9人で争われるポスト岸田。事実上の総理大臣を決める戦いとなります。 林官房長官(63)
「堂々と論戦を行って最後まで勝ち抜いていきたいと思っております」 高市経済安保担当大臣(63)
「2回目ですから、勝ちに行くと。頑張って駆け抜けてまいります」 自民党 小林前経済安保担当大臣(49)
「一人でも多くの党員、国民の皆さんに自分の思いを伝えていく。手応えはあります」 この記事の写真を見る(14枚)
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