自民党本部
上川氏は会見で、派閥パーティーの「裏金議員」を巡り、新たな事実が判明しない限り特段の対応は取らないと説明した。政治資金収支報告書に不記載があった議員を次期衆院選で公認するかについては、党の地方組織からの推薦など「ルールにのっとることが基本」と述べるにとどめた。 選択的夫婦別姓に関しては、若者世代で望む声が高まっているとBS番組で指摘し、「政府内に検討会などを設けてしっかりと検討していきたい」と制度導入への意欲を示した。 上川氏は衆院当選7回。法相だった2018年には、オウム真理教の元幹部13人の死刑執行を命じた。 立候補を模索していた野田聖子元総務相(64)は11日、会見を開き、推薦人が集まらないため出馬を断念し、選択的夫婦別姓の導入に前向きな小泉進次郎元環境相(43)の推薦人に回ると明らかにした。 立候補予定者は、推薦人が必要な立候補制となった1972年以降で過去最多だった5人を大幅に上回る9人となる。(川田篤志) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。