林芳正官房長官は12日の記者会見で南米ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領が11日に死去したことについて哀悼の意を表した。「ペルー初の日系人大統領として、2国間関係の強化に尽力した」と述べた。

林氏は1996年に起きた日本大使公邸の人質事件で「テロに屈することなく人質解放に至ったことは、日本として忘れることはない」と語った。フジモリ元大統領が在任中の人権侵害などで有罪判決を受け、服役したことについて「その評価には様々なものがあると承知している」と言及した。

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