兵庫県の斎藤元彦知事(46)がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、斎藤知事は13日午前、県庁で報道陣に「3年前に知事に就任して多くの県民の負託をいただいた。改革の歩みを止めるわけにはいかないので続投したい」と述べ、改めて辞職を否定した。不信任決議案が可決された場合は「さまざまな選択肢がある。法律に基づいて判断する」と、議会解散の可能性を否定しなかった。
県議会(定数86)の全会派・議員が定例会初日の19日に知事の不信任決議案を共同提出し、即日採決する日程で合意している。12日には自民などから辞職を要求されている。
知事は「自分の行為、影響に誤ったところがあり、責任を感じている。あるべき姿にしていくのが責任の果たし方だ」「未来への投資をするために改革を止めるわけにはいかない。その思いを県民に伝えたい」などと強調した。【山田麻未】
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