新米が出回る時期を前に、首都圏などで店頭の米が品薄になった「米不足」。朝日新聞社が14、15日に実施した全国世論調査(電話)で、米の不足と値上がりを深刻な問題だと思うか尋ねると、「深刻な問題だ」49%、「それほどではない」48%と受け止めは割れた。「深刻な問題だ」が男性46%、女性53%だったのに対し、「それほどではない」は男性53%、女性43%だった。

 米の不足と値上がりについて、政府が対策を取ったほうがよいと思うかも質問した。「政府が対策を取ったほうがよい」48%、「市場の流通に任せたほうがよい」45%で、こちらも反応はほぼ二分した。年代別では、40代以下は「市場の流通に任せたほうがよい」が50~58%で、「政府が対策を取ったほうがよい」を上回った。50歳以上は、「政府が対策を取ったほうがよい」が49~53%で、「市場の流通に任せたほうがよい」を上回った。(四登敬)

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