岸田総理とアメリカのバイデン大統領が首脳会談で日本で米軍の大型艦を補修できるようにすることで合意しましたが、アメリカ軍のミサイル追跡艦が尾道市の造船所にドック入りしているのをTSSのカメラが捉えました。
今月16日、尾道市因島の造船所に入っていたのはアメリカ海軍所属のミサイル追跡艦、ハワード・O・ロレンツェン1万2575トンです。
船尾の甲板に2つあるコブラキングという巨大なレーダーアンテナでミサイルの監視や追尾を専門に行うもので「世界に1隻」とも言われる特殊な艦船です。
今回のドック入りの目的はわかっていませんが、撮影したこの日はアンテナを足場のような物で覆い何らかの作業をする様子が確認できました。
日米両政府は先の首脳会談でアメリカ軍の大型艦を日本で補修できるようにすることで合意していて、この艦船が補修などしていればその事例となります。
22日午後には、北朝鮮から弾道ミサイル少なくとも4発が日本海に向け発射されました、ハワード・O・ロレンツェンは、こうした脅威に対する監視を目的に今後、東シナ海や太平洋での任務が予想されます。
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