自民党総裁選への立候補を断念した斎藤健経済産業相(65)は17日、東京都内で小泉進次郎元環境相(43)と会談し、総裁選で小泉氏を支持する意向を表明した。斎藤氏を支援してきた古川禎久元法相や木原誠二幹事長代理ら4人の国会議員も小泉氏の支援に回る。
斎藤氏は、出馬条件となる国会議員20人の推薦人が集まらず、告示前日の11日に撤退を表明していた。斎藤氏は会談後、記者団に「今回の総裁選で最も重要なことは刷新感だ。そのためには若さが必要だ」と語った。斎藤氏は、小泉氏と同じ2009年に衆院に初当選し、現在5期目。当選同期の4人で「四志の会」を作るなど関係が深い。
党内では斎藤氏について「小泉内閣が発足すれば官房長官に登用されるのでは」との見方も出ている。木原氏は岸田文雄首相の最側近として知られる。【池田直】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。