自民党総裁選挙は、沖縄県で9候補による演説会が行われ、在日アメリカ軍の基地負担の軽減や沖縄経済の振興策などを訴えました。

林官房長官:
しっかりと普天間返還につなげていきたい。総理にならせていただいた暁には、加速化をしていきたいと。

小泉元環境相:
私がやりたいのが、聖域なき規制改革です。沖縄を元気にする次世代が、今の沖縄の県民所得と比べても、自分たちの時代より次の時代が県民所得が上がる時代をつくっていく。

上川外相:
(米軍)基地関係者の性犯罪、性暴力は二度と起こさせない。こうした厳しい姿勢で交渉に臨みます。沖縄での安全安心をしっかり皆さんと一緒につくってまいります。

加藤元官房長官:
沖縄の皆さんの県民所得、残念ながら、いま都道府県の中で一番下と言われ、これを上げるのを悲願とされている。まさにこれを実現していこうではありませんか。

河野デジタル相:
どうやって日本を守るか。どうやって沖縄を守るか。どうやって尖閣を守るか。実際の議論をしなければならない時期に来ました。

石破元幹事長:
(日米)地位協定、県連の皆さまと共に、これの見直しに着手をいたします。主権国家としての責任を果たしていかねばならない。

茂木幹事長:
返還期限も決めなくちゃいけない。そして、跡地が決まったら順次返還を進め、そして、その跡地の利用というのを進めていく。

高市経済安保相:
経済成長、経済成長と訴えてます。防衛力にしたって、外交力にしたって、経済力にしたって、技術力にしたって、情報力にしたって、人材力にしたって、どの力を強くするにも、やっぱり経済成長が必要ですから。

小林前経済安保相:
沖縄から新しいスタートアップがどんどんどんどん出てくると私は思います。そうした動きを国としても全面的にバックアップして、そうすることで、この基地負担の軽減をさらに加速していきたいと思います。

総裁選は、議員票と党員票、それぞれ367票ずつの合計で争われます。

FNNの調査で、議員票は現時点で小泉氏が50人前後を固めトップ。

続いて小林氏が40人台、各候補も20人から30人台の支持を集めている状況です。

こうした中、斎藤経産相が17日夜、「刷新感が重要だ」として小泉氏支持を表明しました。

今後も議員票の獲得争いは続く見通しです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。