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 過去最多の9人が立候補している自民党総裁選。総理の椅子に座るのは一体誰なのか。元議員らが予想した。

【映像】「議員+党員」得票数の推計(9月15日時点)

 今回は小林鷹之氏、石破茂氏、河野太郎氏、林芳正氏、茂木敏充氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏、加藤勝信氏、上川陽子氏の9人が立候補しているため、1回で誰かが過半数を取るのは難しいのではないかと言われており、その場合上位2人の決選投票になる。

 1回目の投票結果について、元衆議院議員の宮沢博行氏は1位石破氏、2位高市氏、3位小泉氏、4位河野氏だとして「やはりトップ3は変わってこないと思う。河野氏はいろんな調査でも下位ですが、戦いに何度も挑んでいるから、戦い方を知っている可能性がある。今後の巻き返しが可能性ある。決選投票においては、自民党は変わらない。変化を好まない。そしてしっかりものを言う高市氏や、私みたいにズバリ言う人は嫌われる。そうすると石破氏に流れていくのではないか」と今後の流れを予想した。

 元東京都知事の舛添要一氏は「本当に読めないから世論通り」と、1位石破氏、2位小泉氏、3位高市氏、4位河野氏と予想。決選投票の結果については小泉氏が勝つのではないかとして「議員票がばらけているので、党員票がかなり大きい。それを小泉氏に懸けるということ」と語り、「菅氏がうしろにいるから」と、無派閥議員を中心とする「菅グループ」の存在も小泉氏有利の理由のひとつだとした。

 元衆議院議員の宮崎謙介氏は1位石破氏、2位小泉氏、3位高市氏、4位小林氏と予想したが「いまの状況で、1、2、3がわからない。今週末にまた調査すると思うが、月曜日ぐらいに出てきて。それによって大分見えてくるのではないか」と、状況はまだ流動的だとコメント。

 決選投票の結果については小泉氏が勝利すると予想して「議員票が集まってきている感じがある」と語ったものの「ただ、週明けの調査の結果によって『国民が、小泉氏はグダグダすぎる、これじゃまずいかも…』となったら議員票も離れていく可能性がある」と付け加えた。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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