中国・深センで登校中の男子児童が刺され死亡した事件を受けて、林官房長官は、日本人学校への通学の安全を確保するため、関係省庁で至急検討を行う考えを示しました。

林官房長官
「特にスクールバスや徒歩を含む日本人学校への通学方法の安全確保について、関係省庁の間で至急検討を行いたい」

 林官房長官は、事件について「子どもを襲う卑劣な行為は誠に遺憾だ」と非難しました。

 そのうえで「日本政府として中国当局とも連携し、在留邦人の安全確保に全力を尽くす」と強調しました。

 外務省は6月に江蘇省蘇州で起きた事件を踏まえ、来年度予算案の概算要求に日本人学校がスクールバスの警備員を配置する費用として3億5000万円を計上しています。

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