兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラなどの疑惑をめぐり、兵庫県議会ではまもなく不信任決議案が提出されます。
19日午後3時50分現在、休会中の兵庫県議会の本会議場。
議会の全員が知事に「NO」を突きつけることを前提に進むという、異例の1日を迎えた兵庫県議会ですが、午後に大きな動きがありました。
午後3時ごろ、最大会派の自民党県議団から斎藤知事の不信任決議案の動議が提出されました。
その際、斎藤知事はまっすぐ前を向き、表情を変えることはありませんでした。
このあと本会議が再開したあと、全議員86人が共同で不信任決議案を提出し、可決される見込みです。
可決された場合、知事は10日以内に「議会の解散」か「失職」、もしくは10日を待たずに「辞職」を選択することになりますが、斎藤知事は「議決を受けて熟慮する」と話すだけで、すべての可能性を含む発言に終始しています。
議会の重い判断をどう受け止めるのか、対応に注目が集まっています。
取材をした県議の中からは、「9割がた解散すると思っている」、「すでに事務所や選挙カーの準備など、県議選に向けた準備を始めている」といった声も聞かれました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。