2

 アメリカを訪問中の岸田文雄総理大臣は、日本時間12日未明、議会で演説した。国際秩序を守るため、日本も大きな責任を担っていくと述べた。

■大きな拍手に…「日本の国会でもない」

 大きな拍手に迎えられ、アメリカ議会の壇上に立った岸田総理。その冒頭…。 岸田総理
「ありがとうございます。日本の国会でも、こんなすてきな拍手をもらったことはありません」

 場内には笑いが起きた。続いて触れたのは…。

岸田総理
「私の妻、裕子を紹介させてください。裕子と結婚したという事実が、私の決断への大きな信頼をあなた方に与えると思います」

 そして話は、父親の仕事の関係でニューヨーク州クイーンズ地区に暮らした、自身の子ども時代へ…。

岸田総理
「私たち家族は、アメリカ人のように暮らしていました。メッツとヤンキースを応援し、コニー・アイランドでホットドッグを食べました」

 ここで、ひときわ大きな拍手が起きた。

次のページは

■日米で共に…“大きな責任”力説

■日米で共に…“大きな責任”力説

岸田総理
「『自由と民主主義』という名の宇宙船で、日本は米国の仲間の船員であることを誇りに思います。共にデッキに立ち、任務に従事し、なすべきことをする、その準備はできています」

 ロシアのウクライナ侵攻や中国の軍事動向などを挙げながら、自由や民主主義の価値を強調。防衛面や経済面、宇宙分野でも協力を進めていくと述べた。

岸田総理
「私は知ってほしいのです。いかに日本が真剣に、アメリカに最も近い同盟国としての役割を担っているかを。私たちは共に、大きな責任を負っています。私たちは平和に不可欠であり、自由にとって重要であり、繁栄の礎である。そう信じています。私たちは信念によって結ばれており、日本の確固たる同盟と、不朽の友情を、ここに誓います」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年4月12日放送分より)

この記事の写真を見る
・「頭悪いね」谷川弥一議員 過去のアレコレ再燃…国会で突然「般若心経」・「危ない橋」がいっぱいの米国 「来るものが来た」とおびえる市民・「最も恐ろしい虎」韓鶴子総裁が初めて見せた表情…事前の楽観論が一転“解散請求”に・「議員は納めてない」確定申告窓口にクレームで受付困惑 国会でも「なぜ脱税問えぬ」・知ってますか?離婚後の家族スピード審議「共同親権」12日採決へ 街で知らないの声続出

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。