岸田総理大臣は能登半島地震で被災した石川県輪島市を視察し、農業や漁業、観光業、伝統工業などの再開に向けて販路の開拓も含めて国の支援を強化すると強調しました。

岸田総理大臣
「今週末から国連総会に合わせて私も米国を訪問致しますが、観光イベント等に出席し、私自ら輪島塗のすばらしさ世界に発信していきたいと考えています。

 岸田総理は19日、輪島塗の仮設工房などを視察し、秋までには希望するすべての職人が仮設の工房に入れるよう整備を加速する方針を示しました。

 地震から8カ月が経ち、必要とされる仮設住宅の9割以上が完成しました。

 今後は被災した住宅を公費で解体する作業をさらに加速するとして、岸田総理は全国の解体業者の協力を得て来年10月までに3万2000棟すべての解体を完了させると述べました。

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